型枠とは?
- 2023/04/20
株式会社高野工業では、自動車関連の業務以外に型枠業務も行っています。
型枠は、建築や土木工事などで使用されるコンクリートなどの建材を型枠に流し込んで固める際に使用される、型を作るための枠組みのことを言います。
コンクリートは流動性があり、自然には形を保つことができません。そのため、固めたい形状に合わせて、あらかじめ型枠を作っておき、コンクリートを流し込んで固めることで、希望する形状のものを得ることができます。
建築工事や土木工事の現場では必要不可欠な工事となっています。
型枠の作業で使用する材料は、木材や鉄材、アルミニウム材、プラスチックなどが一般的で、木材を使用する場合は、合板を貼り合わせたり、釘やビスで固定したりすることで、形状を作り出します。
鉄材やアルミニウム材は、金属加工によって切り抜いたり曲げたりして、型枠を作り、プラスチックは、射出成形によって一体成型されたものが多く、軽量かつ耐久性に優れています。
型枠は、建設現場での作業効率を上げるために、あらかじめ組み立てられたものを現場に運び、必要な場所に設置することが一般的です。また、大型の建築物などでは、型枠を分割して複数の部分に分け、段階的にコンクリートを流し込んでいくことで、工期を短縮することができます。